日本の読み物
全3巻
近藤勇と土方歳三をはじめとする試衛館の面々は、将軍・徳川家茂の上洛を機に結成される浪士組への参加を決め、京へ旅立つ。その後、京都守護職、松平容保の配下に取り立てられた近藤らは、新たに新選組を結成し、京の治安維持に奔走することに! 幕末から明治へ、激動の時代を駆け抜けた若き志士たちの姿を、試衛館の小間使い、少年・市之助の視点で描いた新しい”新選組”。子どもたちが触れるはじめての「幕末」としても最適。
判型/サイズ | 四六判 |
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ISBN | 978-4-338-33100-5 |
NDC | 913 |
揃定価4,950円 (本体4,500円+税)
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー。その他の著作に『三国志』『エイレーネーの瞳 シンドバッド23世の冒険』(理論社)、『月に捧ぐは清き酒』(文藝春秋)、『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』『覇帝フビライ 世界支配の野望』『天下一統 始皇帝の永遠』(講談社)、『残業税』(光文社)、『平家物語<上><下>』(小峰書店)などがある。
秋田県生まれ。イラストレーター。書籍の装画や挿絵などで活躍。手がけた書籍は『Another』(KADOKAWA)、『屍人荘の殺人』(東京創元社)など多数。小前亮との作品に「真田十勇士」シリーズ、「西郷隆盛<上><下>」(小峰書店)がある。埼玉県在住。