マジカル・チャイルド (3)

空を飛んだ男の子のはなし

サリー・ガードナー 作/三辺律子

マジカル・チャイルド (3)

空を飛んだ男の子のはなし

サリー・ガードナー 作/三辺律子

さえない男の子・トーマスへの、風変わりな妖精からの誕生日プレゼントは「空を飛べるようになる」こと。ほんとうに空を自由に飛べるようになったトーマスは、学校の人気者になりますが、大人たちは見て見ぬふりです。とくにお父さんはトーマスのふしぎな力をガンとして認めてくれず、トーマスを理解しようとするお母さんともしだいに険悪になっていきます。はたしてトーマスはお父さんとお母さんを仲直りさせることができるのでしょうか? すべての子どもたちと、夢をみることを忘れてしまった大人に贈るマジカル・ストーリー。

定価1,320円 (本体1,200円+税)

在庫あり

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対象年齢
小学校中学年
発行日
2013年8月17日
ISBN
978-4-338-27503-3
判型/ページ数
四六判/98ページ
NDC/Cコード
NDC933/C8397

著者紹介

サリー・ガードナー

イギリス、バーミンガム生まれ。幼いころ、難読症に苦しみ、名前もセアラからサリーに改名(そちらのほうが、スペルが簡単だったため)。十四歳になって克服し、美術学校を卒業、1993年に作家としてデビュー。主な作品に『人形劇場へごしょうたい』、『気むずかしやの伯爵夫人』(村上利佳訳 偕成社)など。『コリアンダーと妖精の国』(斎藤倫子訳 主婦の友社)で、ネスレ子どもの本賞金賞を受賞。ロンドン在住。

三辺律子 サンベリツコ

東京都生まれ。聖心女子大学英語英文学科卒業。白百合女子大学大学院児童文化学科修士課程修了。訳書に『龍のすむ家』(竹書房)、『サイモン vs 人類平等化計画』(岩波書店)、『パンツ・プロジェクト』(あすなろ書房)、『フローラ』(小学館)など多数。