絵本

日本の絵本

5・6才から

里山うまれのちよちゃんは沢遊びが大好き。犬のくろと一緒においしい水をくみに沢にでかけます。新緑や沢の水、メジロやサワガニなど山の生き物を生き生きと描きます。山の恵みを受けて自然とともに暮らす家族の物語。

発行日  2014年7月20日
判型/サイズ 28×22cm
ページ数 32ページ
ISBN 978-4-338-26117-3
NDC 913

第20回日本絵本賞

定価1,512円 (本体1,400円+税)

こちらからもご購入いただけます
  • amazon
  • 楽天ブックス
  • 紀伊國屋書店
  • TSUTAYAオンラインショッピング
  • e-hon
  • honya club
  • honto
  • セブンネットショッピング
  • ローチケHMV
  • 小峰書店購入フォーム

作者プロフィール

PROFILE

飯野和好 (いいのかずよし)

1947年埼玉県秩父生まれ。
長沢セツ・モードセミナーでイラストレーションを学ぶ。絵本『ねぎぼうずのあさたろう その1』(福音館書店)で第49回小学館児童出版文化賞、「小さなスズナ姫シリーズ」(偕成社)で第11回赤い鳥さしえ賞、『みずくみに』(小峰書店)で第20回日本絵本賞を受賞。
作品に「くろずみ小太郎旅日記シリーズ」(クレヨンハウス)、『ハのハの小天狗』(ほるぷ出版)、『桃子』『草之丞の話』(旬報社)、「ふようどのふよこちゃんシリーズ」(理論社)、『月見草の花嫁』(BL出版)など多数ある。絵本の読み語り講演で、股旅姿で全国を渡り歩いている。

読者のみなさまへのメッセージ/作者より

MESSAGE

里山の暮らしと沢の水

私が生まれたのは、埼玉県秩父郡長瀞町の山間に三軒しかない集落でした。半酪半農+炭焼きの自給自足の暮らし。毎日、開墾した段々畑や田んぼで働く両親や祖父母は、囲炉裏端でよく話をし、歌を唄い、ほんとうに朗らかで楽しそうでした。
家の前の山際には沢があり、夏にはホタルやチョウが舞い、タニシやカエル、トンボがわんさか、ヘビもわんさか。四季折々の自然が遊ばせてくれました。土手や山道をソリですべり、沢登りの探検をして、すべって転んでどろどろ傷だらけ。ドクダミの葉を揉んで薬がわりに塗ると、葉のつーんといい匂い。そして、沢の水をごくごく。
清らかな岩清水は美味しく甘く、暮らしの中の生きた水です。以前は、庭先の井戸に溜めて家の中の水がめへ、今は、沢の上流脇にタンクを作って水道にしています。
夏は冷たく、冬は温かい沢の水。ごくごくごくごく、いっぱい飲みます。
メジロや山の生き物たちも、ごくごくごくごく。