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絵本アワード4冠達成 なまえのないねこ

絵本アワード4冠達成 なまえのないねこ (c)Naoko Machida

ストーリー

(c)Naoko Machida

八百屋の猫も、
パン屋の猫も、本屋の猫も、
みんな「名前」をもっている。
でも、ぼくには、「名前」がない……。
「名前」に憧れる、
ひとりぼっちの猫がみつけた
「ほんとうに欲しかったもの」とは?

(c)Naoko Machida
『なまえのないねこ』定価(1,500円+税)

『なまえのないねこ』
定価(1,500円+税)

著者より

文 竹下文子

竹下文子

たけしたふみこ

人生の半分以上をヒトより猫の数が多い環境で暮らしてきたので、猫から教わったことは数えきれないほどあります。現在いる5匹は、お母さん猫の名前も生まれた場所もわかりません。でも運命の糸をたどってわが家までやってきた子たちです。名前をつけさせてくれてありがとう。小さい手で手伝ってくれたり邪魔してくれたりしてありがとう。世界中の猫も、ヒトも、みんな、いつか誰かと出会って、いごこちのよい場所をみつけて、幸せになれますように。

●プロフィール

1957年、福岡県生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。
作品に「黒ねこサンゴロウ」シリーズ(偕成社)、『風町通信』『木苺通信』(ポプラ文庫ピュアフル)、『ひらけ! なんきんまめ』『旅するウサギ』『にゃんともクラブ』『ちいさなおはなしやさんのおはなし』(小峰書店)などがある。
猫飼い歴35年、現在5匹(珊瑚、真鈴、きなこ、クレ、コマ)。

絵 町田尚子

町田尚子

まちだなおこ

●プロフィール

1968年、東京都生まれ。武蔵野美術大学短期大学部卒業。
作品に『ネコヅメのよる』(岩崎書店)、『さくらいろのりゅう』(アリス館)、『ねことねこ』(こぐま社)、『ねこはるすばん』(ほるぷ出版)、『いるのいないの』『あずきとぎ』(京極夏彦・作)、『たぬきの花よめ道中』(最上一平・作)、『わたしのマントはぼうしつき』(東直子・作/以上、岩崎書店)、『おばけにょうぼう』(内田麟太郎・文/イースト・プレス)、『だれのものでもない岩鼻の灯台』(山下明生・文/絵本塾出版)などがある。

(c)Naoko Machida

読者の声

我が家にも保護猫が2匹おり、そのうちの1匹は、この本の猫ちゃんとそっくりな女の子です。保護された時1歳くらいだったので、うちの猫と重ね合わせて感慨深く読ませて頂きました。どんな小さな生き物にも、尊い命と心があるという大切な事が、優しい文章と温かな絵を通してじんわり伝わってくる、素敵な作品だと思います。子供から大人まで、沢山の方に読んで頂きたいです。30代・女性

(c)Naoko Machida

本屋さんにいってパッと目がいきました。猫好きだからというのもありますが、絵も美しくタイトルにもひかれました。内容も猫のキモチがすごく伝わってきて、全ての猫が幸せであってほしいと思いました。40代・女性

(c)Naoko Machida

猫が大好きで家に4匹飼っています。猫の絵がかわいくて手に取り、内容を見てキュンとしました。猫だけでなく自分の周りの人の名前をたくさん呼んで、話しかけたくなりました。50代・女性

原画展

おしらせ

絵本アワード4冠達成

(c)Naoko Machida
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