日本の読み物
全4巻
戦国の風雲児と呼ばれた織田信長の意志を継ぎ、天下統一を果たした豊臣秀吉。戦乱の世はここに終わり、平和が訪れるかに思えた。だがそれは見せかけの平和にすぎなかった……。虎視眈々と天下人の座を狙う徳川家康。豊臣と徳川が対決に突き進む世を舞台に、時代の波に翻弄されながらも大阪方への忠義をちかい、果敢に幕府に立ち向かう真田幸村と十人の家臣〈猿飛佐助、霧隠才蔵、望月六郎、海野六郎、穴山小助、三好清海、三好伊佐、由利鎌之介、根津甚八、筧十蔵〉の活躍を描く、絆と冒険の物語。
判型/サイズ | 四六判 |
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ISBN | 978-4-338-90127-7 |
NDC | 913 |
揃定価6,160円 (本体5,600円+税)
1976年、島根県生まれ。東京大学大学院修了。専攻は中央アジア・イスラーム史。2005年に歴史小説『李世民』(講談社)でデビュー。その他の著作に『三国志』『エイレーネーの瞳 シンドバッド23世の冒険』(理論社)、『月に捧ぐは清き酒』(文藝春秋)、『賢帝と逆臣と 小説・三藩の乱』『覇帝フビライ 世界支配の野望』『天下一統 始皇帝の永遠』(講談社)、『残業税』(光文社)、『平家物語<上><下>』(小峰書店)などがある。
秋田県生まれ。イラストレーター。書籍の装画や挿絵などで活躍。手がけた書籍は『Another』(KADOKAWA)、『屍人荘の殺人』(東京創元社)など多数。小前亮との作品に「真田十勇士」シリーズ、「西郷隆盛<上><下>」(小峰書店)がある。埼玉県在住。