日本の読み物
「フランダースの犬」がこんなに悲しいお話だなんて、知らなかった!? たのしみにしていたクリスマス会で、サンタさんから手わたされた一冊の本。お礼の手紙を書くためにさっそく読みはじめたなずなでしたが…。「な、なんで、こんな悲しい本を子どもにプレゼントするんだ」 怒ったなずなは、プレゼントをくれたサンタさんに直接文句をいうために、ふだん働いているというとしょかんで、サンタさんを探すことにしました。ところが?
発行日 | 2020年11月24日 |
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判型/サイズ | 21×16cm |
ページ数 | 97ページ |
ISBN | 978-4-338-31905-8 |
NDC | 913 |
定価1,320円 (本体1,200円+税)
1956年岡山県生まれ。同志社大学卒業。小説家。詩とメルヘン賞、海燕新人文学賞、島清恋愛文学賞、ボローニャ国際児童図書賞などを受賞。2019年には『ある晴れた夏の朝』(偕成社)で、子どもの本研究会第3回作品賞、小学館児童出版文化賞を受賞。児童書・YAの主な作品として『シナモンのおやすみ日記』『きみの声を聞かせて』『思春期』『見上げた空は青かった』『初恋まねき猫』『窓』『ぼくたちの緑の星』など多数。エッセイ集に『放課後の文章教室』『空から森が降ってくる』など。1992年に渡米、ニューヨーク州ウッドストック在住。