サバイバーズ (1)

孤独の犬

エリン・ハンター 作/井上 里 訳/平沢下戸 装画

サバイバーズ (1)

孤独の犬

エリン・ハンター 作/井上 里 訳/平沢下戸 装画

〈大地のうなり〉により一面の瓦礫と化した街。食べ物もなく、絶えず身の危険にさらされるくらしのなかで、ラッキーは飼い主から見すてられた飼い犬たちの集団に出会うのだが……。

定価1,320円 (本体1,200円+税)

在庫あり

▼ 学校・図書館・書店の方

対象年齢
小学校高学年 中学生
発行日
2014年9月24日
ISBN
978-4-338-28801-9
判型/ページ数
四六判/340ページ
NDC/Cコード
NDC933/C8397

お寄せいただいた感想

  • 船田真喜さん

    はじめはラッキーが、ちょっと強がって孤独な犬として生きようとしているところが可愛かったり、人間の道具や暮らしを犬なりに解釈したりしているところがおかしかったりしていたのですが、群れのなかにはいって囚われの犬たちに生きるための術を教えたり、孤独でありたいと思いながらも群れに仲間意識が芽生えたり、対立に巻き込まれていく中で嘘をつかなきゃいけなくなったり、ずるく立ち回らなきゃいけなくなったりしていくことがひどく人間くさく、一気に物語に引き込まれました。

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著者紹介

エリン・ハンター

ケイト・ケアリー、チェリス・ボールドリーらによる6人の作家グループ。
大自然に深い敬意を払いながら、動物たちの行動をもとに想像豊かな物語を生みだしている。
おもな作品に「ウォーリアーズ」シリーズ、「サバイバーズ」シリーズ(小峰書店)などがある。

井上 里 イノウエサト

1986年生まれ、早稲田大学第一文学部卒。訳書に『オリバーとさまよい島の冒険』(理論社)、『それでも、読書をやめない理由』『サリンジャーと過ごした日々』(柏書房)、『涙のあとは乾く』(講談社)などがある。