日本の絵本
うら通りに、小さいかさやがありました。ある雨の日、かさやは、かさもささずに、とおくをみている女の子に出会います。「なにをしているの?」とかさやがたずねると…。安房直子が紡ぐ、優しく幻想的な物語。
発行日 | 2021年5月25日 |
---|---|
判型/サイズ | 28×22cm |
ページ数 | 31ページ |
ISBN | 978-4-338-26138-8 |
NDC | 913 |
定価1,760円 (本体1,600円+税)
1943年東京に生まれる。日本女子大学国文科卒業。在学時代から児童文学作品を発表し、やさしさあふれるファンタジーを書きつづけた。『風と木の歌』(実業之日本社)で小学館文学賞、『遠い野ばらの村』(筑摩書房)で野間児童文芸賞、『風のローラースケート』(筑摩書房)で新美南吉児童文学賞を受賞。その他、『うさぎのくれたバレエシューズ』『グラタンおばあさんとまほうのアヒル』(小峰書店)など著書多数。1993年没。
1949年、和歌山県に生まれる。津田塾大学卒業後、ハンガリー国立美術大学で油絵と銅版画を学ぶ。絵本に『やさしいたんぽぽ』『うさぎのくれたバレエシューズ』『エッフェルとうのあしあと』『たんぽぽヘリコプター』『海うさぎのきた日』(小峰書店)、『青い花』(岩崎書店)などがあり、画文集に『ブタペストの夢電車』(小峰書店)がある。『うさぎ屋のひみつ』(岩崎書店)で赤い鳥さし絵賞、『キリンさん』(小峰書店)で第4回日本絵本賞を受賞する。