海外の絵本
中世ヨーロッパを代表する伝承物語の主君アーサー王。彼をとりまく円卓の騎士のなかで最も名高いランスロットについては、長じてからの武勇や王妃グウィネヴィアとの道ならぬ恋が知られるところだが、フランスのクレティアン・ド・トロワが伝説に着想を得て書いたのが、ランスロットの生い立ちや王との出会いの物語『ランスロまたは荷車の騎士』である。本書はこれを再話し、湖の妖精に育てられた数奇な運命や、その後の活躍を予感させる魅力的なランスロット像を描きだしている。
発行日 | 2013年3月20日 |
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判型/サイズ | 28×27cm |
ページ数 | 56ページ |
ISBN | 978-4-338-26008-4 |
NDC | 953 |
定価2,640円 (本体2,400円+税)
ジャン=コーム・ノゲス 文/ジャック・ギエ 絵/村松定史 訳
ジャン=コーム・ノゲス 文/イポリット 絵/こだましおり 訳
アントワーヌ・ガラン訳本 原典/リュック・ルフォール 再話/エムル・オルン 絵/こだましおり 訳
ロバート・ルイス・スティーヴンソン 原作/リュック・ルフォール 再話/リュドヴィック・ドバーム 絵/こだましおり 訳