- 2026/9/9
「追悼展 竹下文子 本の世界」開催(東京)
- 11月21日(土)から26日(木)の6日間、東京のギャラリーコンセプト21さんで、「追悼展 竹下文子 本の世界」が開催されます。
(11時から19時、最終日は15時まで)
竹下さんの業績をしのび、過去に様々な画家さんと組んで出版した絵本や童話の原画をはじめ、ゆかりの品、生前の足跡をたどる関連資料などを展示する追悼展です。
小峰書店の本では、ひとりぼっちの猫がほんとうに欲しかったものを見つける絵本『なまえのないねこ』(町田尚子さん絵)と、たんぽぽの種を守る天使の小さなやさしさが広がっていく絵本『たんぽぽてんし』(岡田千晶さん絵)に加え、おばあさんから買ったなんきんまめが不思議な世界への扉を開く幼年童話『ひらけ! なんきんまめ』(田中六大さん絵、休刊中)の原画が展示されます。
ほかにも、「黒ねこサンゴロウ」未発表原画など約40点や、竹下さんがラフまで確認した最後の作品『マイアサウラのしんぱいないちにち』(鈴木まもるさん絵、偕成社、10月出版)の原画も展示予定です。
*鈴木まもるさんは期間中ほぼ在廊されます。
追悼展について。
フミコさんが亡くなり、呆然としているときに、知り合いのFbに、「キャンセルが出たので画廊が空いています、誰か借りませんか?」という情報がでていました。
「あっ、フミちゃんの追悼展をしよう!」と思い立ち、即画廊を借りました。 それまで追悼展なんて考えたことなかったのですが(当たり前ですね)、今までにフミコさんが創ってきた本の世界を一堂にまとめた展示にしたいと思ったのです。
ぼくが絵を描いた本は約70冊くらいありますが、ほかの画家さんと組んだ本は100冊以上です。
それだけ多様な世界を持っていたし、美しい言葉の世界を作ってきたんだと思います。
多くの読者の方から、「今まで何百回読まされたかわかりません」「字も読めない子が、下の子に全部よんであげるんです」など、フミコさんの言葉は小さなお子さんたちの心にすとんと入っていくからでしょう。
フミコさんは控えめな方だったので、あまり表に出るのを好みませんでした。
だから、「こんなにたくさんいろいろな本を創ったんだよ。すごいね、えらかったね。」と褒めてあげたいのです。
鈴木まもる 


