子どもの本の小峰書店
本を探す&ご注文(小峰書店の本を検索・注文できます)
くわしく探す かんたんに探す シリーズで探す
オンラインショッピング
カートのなかみをみる
本のご注文について
シリーズの
紹介

































伝承遊び考 【全4巻】
加古里子 著
著者が50年以上にわたって収集した伝承遊びを豊富な図版資料や遊びにともなう唱え言葉、歌とともに紹介します。伝承遊びが創出・改変・淘汰されながら、時代の流れをこえて、子どもから子どもへと伝えられてきたのはなぜか、伝承遊びが子どもの心をつかんではなさない理由を分析し、そこに秘められた子どもの姿をさぐります。
一般/ISBN978-4-338-22600-4/NDC384.44/A5判 布クロス継表紙 上製貼函入り
セット定価27,300円(セット本体26,000円+税)  ショッピングカートに入れる

第56回菊池寛賞受賞
『朝日新聞』『毎日新聞』『読売新聞』『日本経済新聞』『産経新聞』他各紙で紹介!
伝承遊び考
児童文化研究家、加古里子が半世紀をかけて調査収集した「伝承遊び」の集大成。日本全国、海外で収集した資料総数29万点!
<全4巻・2008年7月完結!> 好評発売中

児童教育・児童文化研究者、民俗学研究者の
参考資料として必携の書
絵かき遊び考
(1)絵かき遊び考

●収集資料 約10万1000点

掲載遊び例(一部):へのへのもへじ、キンギョ、カサ、ヤカン、ガイコツ、ウチワ、カッパ、コックさん、ニンギョウ、タコ、アヒル、タヌキ、ウサギ、ブタ、ピエロ、ヤツボシ、マルチャン、つーチャン、その他中国、ロシア、オーストラリア、デンマークの絵かき遊びなど。
598頁/定価6,825円/ISBN978-4-338-22601-1/2006年10月発売
石けり遊び考
(2)石けり遊び考

●収集資料 約3万3000点
掲載遊び例(一部):カカシ、十字架、電信ばしら、おでん、はなやま、うずまきケンパ、ぐるぐるケン、どこゆき、まといれ、瓦あて、陣とり、おんせんケンパ、タンスとび、石段ケン、アブラゲ、8トビ、まる十字、メロン、その他ペルー、ロシア、イギリスの石けり遊びなど。
385頁/定価6,300円/ISBN978-4-338-22602-8/2007年7月発売
鬼遊び考
(3)鬼遊び考

●収集資料 約5万9000点
掲載遊び例(一部):追いかけおに、手つなぎおに、けんけんおに、かくれんぼ、ポコペン、くつかくし、影おに、ボールとりおに、ハンカチおとし、柱おに、高おに、色おに、六むし、ねこどん、Sけん、かごめかごめ、陣とり、その他エジプト、フランス、スイスの鬼遊びなど。
616頁/定価7,875円/ISBN978-4-338-22603-5/2008年1月発売
じゃんけん遊び考
(4)じゃんけん遊び考

●収集資料 約10万1000点
掲載遊び例(一部):庄屋拳、虫拳、五形じゃん、顔じゃん、大阪じゃんけん、先攻決めじゃん、グーパーじゃん、あっちむけじゃんけん、両手じゃん、ウルトラじゃん、足ふみじゃん、軍艦じゃん、手たたきじゃん、その他中国、パキスタン、ドイツのじゃんけん遊びなど。
393頁/定価6,300円/ISBN978-4-338-22604-2/2008年7月発売

 
 
<伝承遊び考について 加古里子>
 筆者が実際の子どもに接するようになったのは、1950年頃。以来50年程の間、全国から提供された延べ29万余の資料を分析考察したのが4冊の本書である。しかし単に遊び方や面白さを羅列したものではない。
 子どもの遊びは種類も多いが、同系で少異なのが多数ある。なぜ同じようなのがあるのか、どうして違ったものができたのかを探ってゆく間、気付かなかった暗流や大きな基本事項が浮かび上がってきた。
 そもそも伝承遊びは、みな子ども大衆の力で作られ、支持されてきた。たとえ一時期一地域で特定の子が案出したとしても、他の子の共感がなければ消滅し、他への伝播は絶えてしまう。したがって遊びの背後には無名普通の子の判断選択があり、それにより遊びが保持されてきたのである。
 また、円や四角を組み合わせた図形で行う石けり遊びでは、その区画の数や並べ方で多くの変化が展開されるが、場所や体力の制約から、一定の限度に達すると、次は異なった人型図形等へ変わってゆく。このより高い内容や目標への飛躍は、子の持つ「向上」の姿勢である。
 一方、鬼遊びなどでは、必ず幼少児のため、「タンマ」や「ミソッカス」の対策がある。それは体力能力による優劣勝敗のみの追求ではなく、同じ仲間として楽しみを共有しようという「共生」の精神の発露であろう。
 こうした素晴らしい生きる姿勢と人間性は、各種のネーミングや囃し言葉、歌曲、ユーモアに富む罰則などにも見出すことができる。
 以上のような遊びの宝を独り占めしては申し訳なく、また快く資料をくださった子どもと有志の方々へ、一刻も早く恩返しの報告としてまとめたのが本書である。全国の親御さんはもちろん、大人の方全員に、遊びの背後で子どもたちがこんなにも気高く、意欲を持って生きようとしていることを知っていただきたいと願っている。
 
 
 
 
<著者紹介>
1926(大正15)年福井県武生町生まれ。1948年東京大学工学部卒業。工学博士。技術士。
民間化学会社研究所に勤務しながら、セツルメント活動、児童文化活動に従事。1959年から絵本作家としての道に進み、1973年に勤務先を退社後、作家活動に専念しつつ、テレビニュースキャスター、東京大学、横浜国立大学などで児童文化、行動論の講師をつとめる。
また、パキスタン、ラオス、ベトナム、オマーン、中国などで識字活動、障害児教育、科学教育の実践指導などを行い、アメリカ、カナダ、台湾の現地補修校、幼稚園、日本人会で幼児教育、児童指導について講演実践を行う。
『子どもと遊び』(大月書店)、『遊びの四季』(じゃこめてい出版)、『日本の子どもの遊び』(青木書店)、『私の子ども文化論』(あすなろ書房)、その他絵本など子どものための著書など多数。
現在、教育、文化、科学技術、福祉に関する総合研究所を主宰。
加古里子
 
 



豊富な図版資料

グラフや表による分析
このページの上に戻る▲
Copyright 2009 (C) Komine Shoten
このホームページに掲載されている画像・文章等の無断転載を禁じます。